思ったよりブーメラン投げてるよって話
いきなりですが、質問です。
皆さんは、自分の言動を正確に把握できていますか?
改めて考えてみると、胸を張ってYESと言える人は少ないのではないでしょうか。
しかし実際は、ほとんどの人が普段からしっかり自分のことを把握できていると考えています。
ぼく自身もそのように考えてしまうことが多々ありますし、また言動が矛盾している人と出会うこともたくさんあります。
例えば、よく遅刻してくる友人Aが、友人Bが遅れてくることを知ると「あいついつも遅刻してくるんだよなぁ」とつぶやいたり、「〇〇しないほうがいいよ」と言ってくる友人が常日頃からそんなことやってたり。
普通、自分の言動をしっかり把握できていればそんなことはできるはずありません。
特大のブーメランをぶっ放していることになりますからね。
ですが、そんな光景を多く目にすることも事実です。
では、どのようにしていけば自分のことをより把握できるのか。
そのことについて、ぼくなりの考えを書いていこうと思います。
実は、これだ!という答えはすでに出ています。
普通に考えたらわかることですし、あらためて言うほどのことではないのですが。
一応言っておくと、自分を客観的に見ることです。
…当たり前ですね。
しかし。しかしです。
この「自分を客観的に見る」ということが非常に難しいのです。
それができていないから、空中には大量のブーメランが飛び交っているのです。
では、なぜ「自分を客観的に見る」ことが難しいのか。
それは、人間には自分を可愛がる感情があるからです。
その感情が、客観的な事実を捻じ曲げてしまうのです。
先ほどの遅刻の例を取り上げてみましょう。
よく遅刻してくる友人Aは、自分のことは棚にあげて遅刻してきた友人Bに文句を言います。おそらく、この時の友人Aの頭の中では、「あの時は疲れていたから昼寝してしまったのも仕方がない」などの言い訳が無限に出てくるでしょう。
これは、自分が可愛いがゆえに無意識に自身を擁護してしまっているのです。
なので、友人Aは遅れてきた友人Bに対して「自分は仕方がない、でもこいつはただ遅刻をしただけだ」というズレた解釈をしてしまい、「あいついつも遅刻してくるんだよなぁ」などと言ってしまうのです。
こういう恥ずかしいことは、できるだけ避けたいですよね。
なので、ぼくなりにその方法を考えてみました。
一番いい方法は、常にロボットと行動して自分の言動を逐一メモしてもらうというものですが、あまりにも非現実的ですよね。
なので、それを自分でやっちゃいましょうというのが、ぼくの考えた方法です。
つまり、自分のことを紙に書きこむのです。
感情は一切省き、事実だけを淡々と記入していく。
そうすれば、自分の今ある状況、考え方、言動等をより正しく把握できると思います。
やはり、どうしても無意識に感情が介入してくることがあるので、完璧に客観視できるとは思えませんが、有効な方法だと思います。
そうすれば、自分の言動の矛盾に気づくことができるだけでなく、、自分の立場、今やるべきことなど多くのことが分かってくると思います。
自分のことについて考えることは、時に苦しみが伴うことがありますが、それを乗り越えてこそ「本当の自分」を理解できるのだとぼくは思います。
ぜひ、試してください。
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正直言うと、ぼくも自分自身について考えることは苦手です。
現実を見るのが怖いからです。
自分は何者かであるはず、何か才能があるはずだ、というわずかながらの可能性を消されてしまうのが怖いからです。
しかし、それでもぼくたちは現実と向き合わなければなりません。
自分の存在がどれだけちっぽけなモノであっても、それに「気づいている人」と「気づいていない人」には大きな差があります。
自分の現在地を正しく把握できてからが「スタート」なのです。
ありもしない可能性を半ば本気で信じたまま、気がつけば40年が過ぎている…
そうなってしまうと、もう目も当てられません。
そうならないためにも、まずは今の立ち位置を把握しましょう。
そこから、始めましょう。
少し話が大きくなってしまいましたが、
とりあえずブーメランを投げてしまわないようにしましょう。
ってことですね(まとまってない)。
それではまた。
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