ちびくろ日記

小さくて色黒、平凡な大学生の日常。

最も○○な△△のひとつ

ほとんど趣味のような話です。

 

 

 

「最も○○な△△のひとつ」

 

ぼくは、何年も前からこの言葉に首を傾げ続けています。

 

最も高い山のひとつ、最も珍しい建物のひとつ、最も有名な絵画のひとつ…

 

違和感、すごく違和感です。

 

 

「最も」と表すということは対象となっている分野のトップ、ナンバーワンであるはずです。それなのに、その後に「ひとつ」がついてしまうと、「最も」なやつの他にもトップが存在することになります。

 

つまり、サクッと矛盾しているわけです。

 

しかし、この表現は色々な本にも登場しますし、さらにはぼくの高校時代の国語の先生もこの言葉を使っていました。

 

その度になんでだろうと考えたり調べたりしたのですが、一向に明確な答えを見つけられていません。今は英語の表現の影響だろうなー、とか、そもそも「最も」自体が強調表現かもしれないなー、ぐらいで落ち着いています。

 

 

 

 

イッテQのやつも気になります。

 

ぼくは個人的にイッテQが大好きで、毎回録画して見ています。

特に、お祭り男こと宮川大輔が行くお祭りの回がめちゃめちゃ好きです。

 

しかし、ぼくはそのコーナーの冒頭でこれまた首を傾げます。

 

「(国名)”は”、△△祭りー!!!!!」

 

これは、宮川がその回の祭りの開催国を紹介するときに

最初に言うセリフなのですが、この「は」が気になって仕方がありません。

 

「は」に「の」的な意味があっただろうか、

それとも違う意味で使われているのか、

 

これも調べてみたのですが、やはり答えは出ていません。

気になります。

 

 

 

 

 

二つの例を見ていただいた上で、結局ぼくが何を言いたいかというと、

「言葉はおもしろいなぁ」ということです。

 

たとえ言葉に違和感を覚えてもニュアンスはしっかり伝わるし、

ニュアンスは伝わってもやっぱり気になってしまうし。

 

一文字一文字は何の意味も持たないのに、

それを順序立てて紡いでいくことで、メッセージが生まれたり。

 

そう考えると、不思議で面白いなって思います。

 

 

といっても、特別言葉に詳しいわけでも、

漢字が得意というわけでも、何でもありません。

 

ただ、このように趣味でブログを書いてる影響なのか、

ほんの少しだけ言葉について考える機会が多い、

ということはあると思います。

 

 

例えば、言葉遣いについて。

皆さんも経験があると思いますが、言葉遣いによって、

その人がどのような人であるのか、なんとなく分かることがあります。

 

やんちゃな人は勢いのある言葉をよく使ったり、

上品なマダムは穏やかで軽快な言葉を使ったり。

 

それは、どっちが先であるのか。

 

そのような言葉を使うからそういう人格になったのか、

そういう人格だからそのような言葉を使うのか。

または、その両方か。

 

このようなことを考えるのが好きです。

 

 

 

 

また、言葉遣い以外にも考えることがあります。

例えば、動物について。

 

 

犬、猫、馬、牛、サルなどのような動物は、言語を持ちません。

しかし、エサを食べたり、大地を駆けまわったり、仲間の顔を覚えたりします。

それは、どのように行われているのか。

 

ぼくたち人間は、何かを考えようとしたとき、必ず最初に言葉が頭に浮かびます。

「今日は何を食べようかな」「あっ、あの人テレビで見たことある」

など、無意識のうちにたくさんの言葉が出てきます。

 

そもそも人間は、言葉を操れるようになったことで思考が可能となり、
文明を築き上げることに成功したといわれています。

 

では、人間が頭に言葉が浮かばない状態、

つまり動物たちと同じ状態になったとき、何をどのように考え、どう感じるのか。

 

ぼくにはまったく想像がつきません。

考えれば考えるほど意味が分からなくなって、何だか気持ち悪くなります。

 

それもそうでしょう。

言葉のない世界を言葉で考えること自体がおかしなことなのですから。

 

 

 

 

 

このように、言葉について考えている時、

ぼくは友達といる時の楽しさとは全く別の楽しさを感じます。

 

一番最初にも言いましたが、ほとんど趣味のようなものです。

 

言葉について他にも書きたいことがまだまだたくさんあるのですが、

長すぎてもお互いつまらないと思うので今回はこれぐらいで

やめておきます。

 

また機会があれば書こうと思うので、

興味が出た時に読んでいただけたらと思います。

 

 

 

それではまた。

 

 

 

 

 

↓↓ おすすめの記事はこちら↓↓

 

www.chibi-kuro.com

www.chibi-kuro.com

www.chibi-kuro.com

www.chibi-kuro.com