ちびくろ日記

小さくて色黒、平凡な大学生の日常。

東京は人を変えてしまう

皆さん、ごきげんはいかがですか?

ちびくろです。

 

今回は、ぼくが東京で約一年半過ごし、考えたことを書いていこうと思います。

 

 

ぼくは浪人時代、つまり19歳まで沖縄で暮らしていました。

そして東京の大学に合格し、晴れて上京することになりました。

 

 

東京に来て、まず初めに思ったこと。

それは、「人が多い」ということです。

どこもかしこも人があわただしく動いていて、なんだかドッと疲れてしまいます。

 

 

沖縄には電車がないので、電車の乗り方も慣れるのに苦労しました。

駅のホームは混雑していて、何度も人とぶつかりました。

そのたびに、ぼくは「すいません」と謝りましたが、

驚いたことに、相手からは一度も謝られませんでした。

 

ぶつかったら謝るのが常識だと思っていたので(当然常識です)、

なんだか悲しい気持ちになりました。

 

ですが、今になって「なぜその人たちが謝りもしなかったのか」

その理由がなんとなく分かった気がします。

 

 

それは、いちいち謝っていたらキリがない、というのもあるかもしれませんが、

一番は「無駄な情報をシャットアウトし、ストレスから身を守る」ため

ではないでしょうか。

 

 

朝から満員電車に揺られ、学校や会社に行き、

疲れた状態でまた満員電車に乗って帰宅。

そしてまた次の日を迎え…

 

そんな毎日を過ごしている人は、心身ともに疲労が溜まり、

おそらく「ストレス」が限界まで溜まっているのだと思います。

これ以上負担をかけないためにも、視野を狭くして情報をシャットアウトし、

学校や会社につく前にエネルギーを消費しないようにしているのでしょう。

 

なので、ぶつかったというどうでもいいこと(本当はどうでもよくない)は

さらっと流すのだと思います。

 

 

出来事だけ見ると、たしかに謝らない人が悪いように感じますが、

正直ここの暮らしを体験してからは、この人たちを一概に悪い人だとは

言えなくなりました。

むしろ、可哀そうなひとたちだなぁ、と思うようになりました。

 

 

東京は、人間の良いところと悪いところが極端なほど見える街です。

環境や人との素晴らしい関わり合いができる一方、

誘惑やいざこざが絶えない街です。

 

 

そういった環境で暮らしていると、嫌でも人間の闇の部分を見ることになります。

そんな状況では、いつ性格がねじ曲がってしまってもおかしくありません。

ある意味、性格が悪くなるのはしょうがないことなのかもしれません。

 

 

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なので、ぼくは東京で性格が悪い人と出会っても

「東京で暮らしてたら性格ぐらい悪くなるよな…ドンマイ!!!」

とスルーするようにしています。

と同時に「こうはならないようにしよう、東京に飲まれないようにしよう」

と心の中で唱えることにしています。

 

 

もちろん、東京にも良い人はたくさんいます。

しかし、そんな人たちも一歩間違えると転落してしまう環境にあるのも事実です。

 

 

できるだけ東京の良い部分をかじり、よくない部分とは関わらないこと。

 

 

それが出来れば、ここは自分の能力をグングン伸ばせるこの上ない環境だと思います。

 

 

たとえ、悪い部分に飲み込まれそうになっても、

ぼくは東京なんかに負けたくはありません。

 

 

今ここでへこたれそうになっている人も、どうにか頑張りましょう。

あなただけが戦っているのではありません。

ここにも一人、戦っているやつがいることを忘れないでください。

 

 

 

それではまた。

 

 

 

 

 

 

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