「~する」より「~しない」の方が意外と重要だったりする
皆さん、ごきげんはいかがですか?
ちびくろです。
今日は土曜日にも関わらず、自然と朝早く目ざめ
朝日を浴びながら机に向かっています。
やっぱり早起きはいいですね。
一日のはじめから気持ちよくスタートを切れる。
人間を人間たらしめる行動の一つだと思います。
このこともまた、記事にしようと思います。
さて、本題に入りましょう。
今回のテーマは、「~しない」ことの大切さについてです。
これは、「~する」の陰に隠れて意外と見落としがちなのですが、
ぼくからするとかなり重要です。
といっても、いきなり「~する」「~しない」とか言われても
よくわからないですよね。
少し例を挙げてみると、
「~する」
・早寝早起きをする
・課題に取り組む
・トレーニングをする
「~しない」
・人の悪口を言わない
・家でダラダラしない
・タバコを吸わない
のようなイメージです。
では、なぜ「~しない」の方が重要であるのか。
結論から言うと、
「~しない」は、どんな時も道を外れないように支えてくれる
判断基準となり得るからです。
理解しやすいように、ここでは
自ら能動的に前に進むような行動を「~する」
道からズレないように制限をかけるような行動を「~しない」
と考えていただけたらと思います。
これを自転車を例に説明すると、
「~する」という行動は、ペダルをこぐ原動力となります。
前への推進力はものすごいですが、疲れがたまりスピードが落ちてくると
横に大きくふらついてしまいます。
一方で、
「~しない」は補助輪の役割を果たします。
スピードが落ちても倒れたり脇道にそれないようにしっかりと
車体を支えます。
もし、速度が落ちてきて横道にそれてしまったら、目的地から
大きく離れてしまいます。
しかし、いくらスピードが遅くてもしっかりまっすぐに進めば、
いつか目的地には到達できます。
つまり、「~しない」は自分の目標への最短ルートを示すとともに、
人としての道を外れないようにするための基準となるのです。
それでは、どのようにその基準を作っていくのか。
その方法は大きく分けて2つあります。
① 自分の向かう目標には必要がないと思われることを「しない」
② なりたくない姿を想像して、それにつながることを「しない」
例)
① 試験に合格するために、スマホを触ったり友達と遊んだりしない。
② 卑屈な人間になりたくないので、人の悪口を言わない。
①は目標に向かって最短の距離をつくり、
②は自分に制限をかけ、道から外れないようにする
ことができます。
しかし、ここで気を付けてほしいのが
「~する」と「~しない」は表裏一体の関係であるということです。
その中で、①は「~する」と非常に似ています。
目標を達成「する」ために「しない」ことを取り入れているので、
「する」モチベーションが下がってしまった時に「しない」をうやむやにして
しまうことがあります。
一方、「~する」から距離が遠いのが②です。
これは、「~しない」ために「~しない」ようにしているので、
比較的純度が高いです。
イメージとしては、
①は(目標なので)失敗してもまた立て直すことができ、
②は自分が考える、人間としての最低ラインを線引きしている感じです。
なので、ぼくは普段の生活では①よりも②を特に意識して生きています。
SNSやYoutubeのコメント欄で人を罵るような人には死んでもなりたくないし、
汚い身なりで外出するような人間にもなりたくありません。
人前で発表するときに小さい声でぼそぼそしゃべるような人にもなりたくないし、
人の目標をバカにするような人間にもなりたくありません。
そうならないために、「しない」ことを決めるのです。
なりたくない像を明確に思い描き、そうならないために「しない」ことを決める。
そうすれば、日々の行動の基準がハッキリわかり、
スムーズによりよい決断が下せると思います。
そして、自分なりの哲学や人生観をつくり磨いていくためにも
非常に有効な手段だと思います。
もちろん、「~する」という意思も非常に大事なので、
上手く併用していきましょう。
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さて、ここまで偉そうに長々と語らせていただきました。
しかし、正直に言うと、ただぼくの意志が弱いがために「~する」という目標だけでは過去になかなかうまくいかなかったんです。
そんななか、「しない」ことを決めることで、何とか人としての尊厳は維持できてきたと思います。
逆に、明確な目標を持っている方は、それに向かってガンガン進んでいった方が
絶対に良いです。
しかしある日、挫折や失敗を経験して、モチベーションが下がり
横道に逸れそうになった時、この記事のことを少し思い出していただけたら
嬉しいなと思います。
それではまた。
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