ちびくろ日記

小さくて色黒、平凡な大学生の日常。

正直に言います。大学生、イタいです。

皆さん、ごきげんはいかがですか?

ちびくろです。

 

今回は、他人の言動を見ていてなんだか目を背けたくなるような、

いわゆる「イタい」行動や人について考えたことを書いていこうと思います。

 

 

 

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先に言っておきますが、

この先、この文章を読み、自分のことを「イタい」やつだと言われている

ようでムカッとする方もいるかもしれません。

ですが、そこは少し我慢して、最後まで読んでいただきたいです。

今記事は、終盤が一番重要となっており、それまでは

あくまで過程です。

 

ぼくの最後の主張までしっかり読んでいただけたらと思います。

よろしくおねがいします。

 

 

 

 

まずは、ぼくの考えを追体験していただくために、

なぜ「イタい」について思考をめぐらせ始めたのか、

その経緯を説明しようと思います。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

ぼくは、小さい頃から場の空気を感じることが人よりも得意でした。

わずかな異変を感じ取るセンサーがみんなよりも少しだけ発達していたのです。

 

例えば、

自分や誰かが発した言葉や行動に向けられる周囲の人の目線を見て、

「うまく空気が和んだな」「あ、今の感じはマズい」と。

 

良く言えば「人をよく観察している」

悪く言えば「人の顔を伺い過ぎている」って感じですね。

 

 

そうやって、できるだけ誰も傷つけないように、

そして自分も被害を受けないように日々を過ごし、

気づくとぼくは大学生になっていました。

 

 

地元から離れ、大きな期待を胸に上京しました。

入学してから初めの頃は、色々と忙しく特に何かについて思うことは

ありませんでした。

 

しかし数か月後、ぼくの例のセンサーが激しく動き始めたのです。

唐突に、周りにいる大学生が「イタく」見えてきたのです。

 

通学路ですれ違う大学生、校内で大きな声でおしゃべりしている大学生、

酒やたばこを知り始めた大学生、カフェでMacのキーボードを叩く大学生…

 

目に入る全ての大学生が「イタく」見え始めたのです。

 

なぜなんだろう…

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

少し長くなりましたが、これが「イタい」について

考えるようになったきっかけです。

 

 

その後、なぜなんだろうか、

とずっと疑問に思っていた中、約1年が経ちました。

 

そして、ある日。

お風呂に入っていると(ぼくはよくお風呂で何かしら思いつきます)

ふとその疑問に対する答えが浮かんできました。

 

 

あくまでぼくなりの答えですが、

少しでも皆さんのお役に立てればと思い、紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

なぜ、大学生が「イタく」見えるのか。

 

 

結論から言うと、

 

 

 

それは、大学生が一番中途半端な時期だからです。

 

 

 

大人と子供の狭間、完全な自立はできておらず、

酒やたばこをやり始めただけで気が大きくなり、

何もしらないのに社会を知った気でいて、

大したことのないプレゼン資料を作っただけで充実「感」を味わい、

「シューカツ」という慣れない言葉を使ってみたり、

何かに挑戦し始めるが、気が付くとフェードアウトしていたり、

夢や目標はうっすらあるが、それに現実が追いつき始め、

将来に対する漠然とした不安と今が楽しければいいという考えの間で揺れ、

急に背伸びして難しそうな本に手を出すが数ページで投げ捨てるような、

 

 

恥ずかしくなるほどふわふわした、非常に中途半端な時期。

まるで接着剤を付けた直後のような、不安定な状態。

 

それが大学生であり、「イタく」見える原因なのだと思います。

 

 

 

 

心の中でギクッとした人もいるのではないでしょうか。

そんなあなたは、おそらく「イタい」です。

はたから見ると、イタくてイタくてしょうがないかもしれません。

 

 

 

 

 

 

では、どうやって「イタい」状況から抜け出せばいいのか。

 

 

 

 

 

 

いえ、そもそもこの問いは根本的に間違っています。

 

 

 

 

ここまで散々イタいイタい言ってきたぼくですが、

実は、イタいことについて悪いことだとは思っていません。

 

 

逆に、周囲にイタいと思われ始めたことは、非常に良いことだと捉えています。

 

 

 

 

 

理由は2つあります。

 

①「イタい」は以前の自分との変化が目に見える形として現れた結果

②どんなに洗練された人でも、最初は「イタい」から始まった

 

からです。

 

 

 

 

まずは、①から。

「日本人は変化を恐れるという特徴を持つ」

これは、よく言われていることですが、全くその通りだと思います。

その考えを表す言葉は、皆さんの近くにもたくさん転がっています。

 

例えば、「大学デビュー」。

 

 

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大学に通うときに始めるタイミングでガラッとイメージチェンジをする人を指す言葉です。おそらく、その人は昔の知り合いからは「イタい」人だと思われているでしょう。

 

しかし、変化は悪いことではありません。

むしろ、その変化を称賛するべきでしょう。

 

大学デビューをした彼/彼女は、自分の理想の姿に憧れて

イメージを変えたのですから、それを貶すのは違うと思います。

 

そもそも、何にも挑戦せず、安全圏でじっとしている人は「イタい」なんて言われません。

ぼくは逆に、そんな何も変わっていない人の方がつまらないなと思ってしまいます。

 

行動を起こしているから、「イタく」見える。

 

 

つまり、

「イタい」は以前との変化が目に見える形として現れた結果であると言えるでしょう。

 

 

 

 

 

続いて、②。

先ほど①でイタい=変化であると説明しました。

②は、その延長線上の考え方です

 

 

ぼくは、中途半端のほぼ対極に言葉が「洗練」だと思っています。

何かを成し遂げた人の仕事や立ち振る舞いは洗練されており、

オーラというものを感じます。

 

 

ですが、そんな人たちも最初は初心者です。

洗練される過程には、必ず「イタい」時期があったはずです。

 

0の状態から変化(=イタい時期)し続け、

今の状態、洗練された姿になったのです。

 

 

例を挙げると、サッカー選手兼経営者である本田圭佑さん。

 

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昔からビッグマウスで、にも関わらず特別な才能は持っていなかった。

体育のサッカーの授業では、素人相手に常に全力だったという逸話もあり、

 

当時は、周囲の人からは相当に「イタい」人だと思われていたことが想像できます。

 

 

しかし、今となってはどうでしょうか。

日本トップクラスの実力を身につけ、大きなことを言っても

「本田節」と言われ、本田圭佑選手らしいと考えられるようになりました。

 

それが、本田選手がたくさんの人から認められた決定的な証拠だと思います。

 

 

 

まとめると、どんな素晴らしい人でもイタい時期は存在していたのです。

 

 

 

 

 

 

この2つの理由から、ぼくは

「イタく」なることを恐れる必要はないと思います。

 

むしろ、どんどん挑戦して「イタい」人認定されてほしいなと思います。

逆に、人をイタいイタい言っている人は、結果を出せば

急に手のひらをひっくり返します。そんなもんです。

 

 

なので、「イタい」状況をとにかく楽しんでほしいです。

 

その先には、あなたの理想の姿が待っているはずですから。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

さて、ここまで色々と書いてきましたが、

思いつくことを書きなぐった結果、論理がバラバラになってしまいました。

ぼくの言いたいことのニュアンスが何となく伝わっていれば嬉しいです。

 

そして、最後に注意しておきたいことが3つあります。

 

一つめは、この考え方にはもちろん例外があるということです。

二つめは、悪いことをするような「イタい」は全く推奨してません。

 

そして、三つめは

おそらくこの記事を書いているぼくが一番イタいやつだということです(笑)

 

 

こうやって俯瞰した気になって偉そうに記事を書いてみたり、

急にカメラを始めてみたり、飲み会の席で一滴もお酒を飲まなかったり。

 

 

文字に起こしてみたら相当にイタいです。

激痛です。

 

 

ですが、ぼく自身は悪い方向には進んでないと確信していますし、

やりたいことや信念に沿って行動できていることがとても嬉しいです。

 

 

たとえ誰かにイタいと思われていても、そんなの知ったこっちゃないです。

むしろ褒め言葉です。ありがとうございます。

 

 

 

自分の意志に忠実に生きていきましょう。

そして、揶揄してくる人たちを見返してやりましょう。

 

 

 

「イタい」ことを、楽しんで。

 

 

 

 

 

それではまた。

 

 

 

 

 

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