筋トレは、他人とではなく「自分」と勝負できるからいい。
皆さん、ごきげんはいかがですか？
ちびくろです。
全国的に気温がグッと上がり、夏の香りが漂ってきましたね。
非常に過ごしやすく、気分も晴れやかです。
さて、今回は「筋トレから学ぶ、自分との戦いについて」書いていきたいと思います。
ぼくは、先月から本格的に筋トレを始めました。
たった一か月しか経っていないのですが、筋トレのおかげで
多くの気づきに出会うことができました。
その中で、一番大切だなと思ったこと。
それが、今回のテーマです。
ここで一つ、皆さんに質問です。
「あなたは、周囲と自分を比べてしまうことがよくありますか？」
どうでしょうか。
当てはまる方は、意外と多いのではないでしょうか。
このテーマからして、比べてしまうことはダメなことではないのか、
と思ってしまうかもしれませんが、決してそうではありません。
むしろ、それが普通なのです。
小さい頃から、学校のテストや運動能力など、比べられてしまう機会が
たくさんありました。
それが、体に染みついてしまっているのです。
なので、それが普通。仕方のないことなのです。
そして、残念なことにぼくは負けず嫌いなので、
そういう時に何かと頑張ってしまいます。
常に人の成果を気にしながら、負けないように、負けないようにと。
そのため、自分の「成長」という部分にあまり
目を向けることができませんでした。
例えば、テストで９０点を取ったとしても、
「ほかのクラスには１００点を取っている奴がいる、負けている」
みたいな感じです。
一見、実力がつきそうでなんだか良さそうな感じですが、
それをずっとやっていると疲れてしまいます。
ぼくは、大学に入学して、その疲労感を強く感じました。
周りにはすごい人ばっかりで、とても手が届きそうにありません。
さらに、その人たちよりも優秀な方々はたくさんいる。
それを考え始めてしまうと、自分の力が本当にちっぽけに感じ、
非常にみじめな気持ちになってしまいます。
心が疲れていたのです。
そんな時に出会ったのが、筋トレでした。
ジムに通い始めた当初は、やはり他の人と比べてしまい、
見栄を張って扱えない重量に挑戦したりしていました。
しかし、当然ながら、そう簡単には上がりません。
上がるわけがありません。
この時に初めて、やっと気づいたのです。
「出来ないことが、いきなり出来るようになるわけない」
何事も、必ず順序というものがある。
それを一気に飛び越えようとしたり、大きく離れたステップにいる人と
比べても全く意味がない。
そのことを、筋トレを通して物理的に学ぶことができました。
当たり前のことですよね。
こんなことを今さら気づいてしまった自分が恥ずかしいです。
そこからは、しっかりと自分と向き合うことを決めました。
今の自分に、どれほどの重量が扱えるのか。
今の自分に、適切なトレーニングは何か。
今の自分に、足りていない栄養素は何か。
今の自分に、、
そうやって深く考えていくうちに、いつの間にか
周りの人たちのことは、一切気にならなくなりました。
そして、その時。
「楽しい」という感情が、ぼくの心から溢れ出しました。
外からの刺激が完全に遮断され、
自分自身と真っ正面から向き合っているという感覚。
その感覚に、「焦り」や「不安」といったマイナスの感情は
全くなく、逆にものすごくワクワクしました。
ぼくは、これからどれだけ変わることができるのだろうか。
ここで初めて「成長」に焦点を当てることができたのです。
それからは、毎日が本当に楽しくなりました。
今日はどれだけの重量に挑戦してみようかな。
このトレーニングは、もっとここを意識すると効果的なんじゃないかな。
そういったことを、いつも考えています。
そして、その思考の中には他者が全く存在しません。
常に自分との勝負。
自分を成長させるための勝負。
自分と徹底的に向きあう時間を、筋トレは作り出してくれるのです。
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普段生活していると、他人と比較してしまう/されてしまう
機会というのは多々あります。
それは冒頭に述べたように、仕方のないことです。
なので、その中で「自分と向き合える時間」というものを
意図的に作り出しましょう。
ぼくの場合が筋トレだったというだけで、その方法は何でもいいと思います。
テストの成績を１０点伸ばす、ランニングを週三回行う、
納得のいく絵を描く、など。
そして、いずれも「自己満」でいいのです。
あなたの挑戦したことが周りの人と比べ下回った場合でも、
あなたの目標に届いているように、しっかり成長していればOKなのです。
心が疲れてしまわないように、そういった
自分のよりどころを作るのがおすすめです。
まずは、それを探すところから始めましょう。
なにも思いつかない人は、とりあえず筋トレをしてみてください。
あなたの日常を、ガラッと変えてしまうはずです。
もちろん、いい意味で。
それではまた。
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