ちびくろ日記

小さくて色黒、平凡な大学生の日常。

本がぼくを根本から変えてくれた件

「本は、いくらでも買ってやる。好きなものを選びなさい。」

 

やさしい表情でそう語りかける父を無視し、思春期のぼくは大好きな漫画コーナーに向かうのであった。

 

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皆さん、ごきげんはいかがですか? ちびくろです。

今回は、本についてお話していこうと思います。

 

 

突然ですが、皆さんは

本を読んでいますか?

 

 

スマホが普及した現代では、若者の活字離れが進んでいるとよく耳にします。

たしかに、大学生のぼくの周りでは本を読んでいる人を目にする機会は多くありません。

 

ぼくは、この現状に憂いています。本当に。

はっきり言って、

もったいなさすぎるっ…!!!!

もっと読み散らかせよ!!!

 

 

心の叫びです。言葉が汚くなってしまいましたが。

 

なぜ、ぼくが声を荒げてそう言うのか。

 

それは、本を読みはじめたぼくが

本を読んでいなかった過去を強烈に後悔したから。

 

 

この記事を読んでいただいている読者の皆様には、ぼくのような経験をしてほしくない。

皆さんの読書へのきっかけになればと思い、書かせていただいています。

 

 

と偉そうに言っているぼくですが、実際に本を読み始めたのは大学一年の時でした。

一年間浪人しているので、二十歳の年ですね。

 

きっかけは、「大学生にやっておくべきこと〇選!」的な記事を見て。

そこに、旅行やバイト体験などに交じって「読書」という項目を見つけました。

旅行はお金がかかるし、バイトも今やっているもので十分だなぁ、と考えたぼくは、

手軽でお金もかからない読書をはじめてみることにしました。

 

最初は、とりあえず有名な本を片っ端から手に取っていきました。

 

堀江貴文さんの「多動力」や

 

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)

 

 

 

大谷翔平さんの愛読書でもある「チーズはどこへ消えた?

 

チーズはどこへ消えた?

チーズはどこへ消えた?

  • 作者: スペンサージョンソン,Spencer Johnson,門田美鈴
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  • 発売日: 2000/11/27
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など。

 

すごく読みやすくて、なにより非常にためになった。

ぜひ読んでいただきたい。

 

 

他にもいろいろな本を読み漁り、内容の濃さや著者の知識量、表現力に圧倒された。

本の素晴らしさに感銘を受けつつ、一方である負の感情が芽生えた。

 

それは、後悔だ。

 

 

「あの時にこの考え方を知っていれば、もっといい結果になっていたのでは?」

「もっと前から読んでいれば、今頃どれほどの知識量になっていたのだろう?」

「以前、父が言っていたように素直に本を読んでおけばよかった」

 

そのような考えが頭の中を駆け巡った。

周りと比べてしまうクセがあるぼくは、小さいころから本を読んでいる人たちと自分を勝手に比較し、劣等感を抱いていた。

 

 

そんなぼくを救ってくれたのも、本だった。

その本とは、たくさんの人の心をつかみ、大ベストセラーとなった

「嫌われる勇気」である。

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

ぼくの大好きな本であり、これからも人生のバイブルとなっていくだろう一冊だ。

 

この本の一節に、ぼくは救われた。

もっと早くアドラーの思想を知っていれば、と悔いている主人公の青年に対して、

アドラー心理学に精通している哲人がかけた言葉だ。

 

 

『あなたが「10年前に知りたかった」と思っているということ。それはアドラーの思想が「いまのあなた」に響いているからこそ、そう思うのです。10年前のあなたがどう感じていたかは、だれにもわかりません。あなたはこの話を、いま聞くべきだったのです。』

 

 

 

体中に衝撃が走った。

青年と同じような境遇のぼくに、直接語りかけているかのようだった。

 

そこから、ぼくはそのような後悔は一切しなくなった。

むしろ、以前より学びに貪欲になり、一層読書にのめりこんだ。

 

 

たった一冊の本が、文字通りぼくを変えたのである。

 

 

そのような体験を、みなさんにもぜひしてほしい。

そのために、本を読んでほしい。

 

最初は、どんな本でも構わない。

活字が苦手なら、本の内容を漫画化したものでもいい。

 

マンガで身につく 多動力 (NewsPicks Comic)

マンガで身につく 多動力 (NewsPicks Comic)

 

 

 

とにかく興味が出た本を買ってみよう。

そして、読書を続けているうちに、運命の一冊に出会うだろう。

 

まるで、洞窟の奥で光り輝く宝箱を見つけたような喜びを感じるはずだ。

その体験や知識は、あなたにとってかけがえのない財産になる。

 

さあ、いますぐ本を手に取ろう。

 

まだ見ぬ宝を目指して、読書という大海原へ船を出そう。

 

 

その旅には、間違いなく驚きと発見に満ち溢れているから。

 

 

 

 

 

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