心は「動く」ものではなく、自分で「動かす」もの
皆さん、ごきげんはいかがですか?
ちびくろです。
今回は「心が動くということ」をテーマに書いていきたいと思います。
といきなり言われても、漠然としていますよね。
少し、具体的に。
ここでは、「心が動いている」ことを、
「見たり聞いたりする中で、何かを感じている状態のこと」とします。
例えば、
友人からのサプライズに感動したり、
とっておいたプリンを兄弟に食べられて怒ったり、とかですね。
それを踏まえて、あなたに質問です。
「あなたは、最近”心が動く”体験をしていますか?」
自らの胸に手を当てて、考えてみてください。
どうでしょうか。
ぼくのうっすい経験からすると、
自信をもってYESと答える人は意外と少ないと思います。
それは、なぜか。
人間って、慣れるんですよね。
良くも悪くも、すぐ慣れちゃう。
高校から大学に上がる時、髪を染めたりピアスを開けたりして、
自分の変化をワクワク楽しんでいても、二か月ほど経つと慣れて飽きちゃう。
奮発して、好みの服を買ったにも関わらず、数回着ると、
クローゼットの奥に閉まってしまう。
あるあるですよね。
この流れを単純化してみると、
「心が動く」→「慣れる」→「飽きる」→「別のものに心が動く」…
永遠ループですね。
いや、それが悪いと言っているわけではありません。
「慣れる」という行為には、メリットもたくさんありますし、
そもそも人間である限り、しょうがないことなのです。
自分を責める必要は全くありません。
ここまでの話を少しまとめると、
「人間はすぐに慣れちゃうから、同じように過ごしていたら”心が動く”機会は少なくなるよ。でも、それは人間だからしょうがないことだよ」
という感じですね。
~コーヒーブレイク~
少し休憩をはさんで。
さて、次は「人は何をきっかけとして成長するのか」という内容に入っていきたいと思います。
ぼくが考えた結論から発表します。
それはズバリ、
「心の動き」だと思います。
このままだと飛躍しすぎているので、もう少し近くから見てみましょう。
アニメの主人公で例えるとわかりやすいでしょうか。
小さい頃にいじめられていて、いじめっこえお見返すためにボクシングを始め
ついには日本チャンピオンになる。
少年マンガでよくあるストーリーですよね。
これは「怒り」や「復讐心」がきっかけになっています。
その他にも、ドラマに憧れて弁護士を目指したり、
先生に褒められて、勉強もやる気が高まったりなど。
いろいろとありますよね。
きっかけというのは、一見なんの脈絡もないように見えて、じつは
「心の動き=感情」が大きく関わっているのです。
ここから、先ほどの話につなげてみると、
1.普段の日常に慣れてしまって、心が動く機会が減る。
2.心が動く機会が減ると、感情が芽生えず、行動のきっかけが生まれない。
3.行動しないことで、何も変化のない日常になる…(1へ戻る)
大変です。
最悪の無限ループに巻き込まれてしまいました。
このままだと、無気力廃人ロボット人間まっしぐらです
なりたくないですよね、そんな風には。
では、どのようにしてこのループを抜け出すのか。
心が動くのを待つのではなく、自分で「動かす」のです。
心が動く体験なんて、ボーっと突っ立っていたら滅多にできるものではありません。
自分でたぐりよせましょう。
方法としては、人それぞれありますが、
ぼくがいま実践しているものとしては、とにかく「作品」に触れることですね。
意図的に心を動かす時間を作るために、
空いた時間には、映画を観たり小説を読んだりしています。
ジャンルも、感動系や恋愛もの、アクションやサスペンス系など、
多岐にわたります。
そうすることで、自分の心に刺激を与えて、反応を作ることに努めています。
その過程で、ビビっと来たものはメモしたりして、芽生えた感情を大切にしています。
実際に、その心の動きを勉強のモチベーションに変えたり、
勇気を振り絞る時の原動力にしたりしています。
感情は、自分を大きく成長させるための”きっかけ”になります。
そのきっかけは、待てど暮らせどやっては来ません。
自分で心を動かす工夫をしましょう。
綺麗な景色をみたり、音楽を聴いたりなど、なんでもいいです。
とにかく、自分の内なる声を、大切に。
自分で、心を「動かす」
を合言葉に。
それではまた。
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