ちびくろ日記

小さくて色黒、平凡な大学生の日常。

これでもうインスタを怖がらなくていい

あぁ、暇だなぁ。

 

今日も特に予定が入っているわけではなく、惰性に身を任せベッドに寝転がりながらYou Tubeを見る。

大して面白いわけではないが、暇つぶしにはちょうどいい。

 

関連動画もある程度見終わると、アプリを閉じ、ホーム画面に戻る。

 

そして、いつものようになんとなくインスタを開く。

 

センスのいいおしゃれな画面の上部には、ストーリーがズラリと並ぶ。

流れ作業のように、その中の一つをタップする。

 

 

 

「○○とディズニー!!!!!!」

 

「今日の飲み、最高だった!またいこうね~✨」

 

「いつめんでドライブ!○○、運転下手すぎw」

 

 

 

そこには、自分とは対照的なキラキラした世界が広がっていた。

 

分かったから、もうやめてくれ。

 

そんなぼくをあざ笑うかのように、淡々と映像が移り変わっていく。

 

 

思わず画面から目をそむけ、反射的にアプリを閉じる。

 

ベッドにスマホを投げ捨て、毛布を頭からかぶり、

小さくため息をつく。

 

 

 

みんな、いいなぁ。

 

 

 

 

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みなさん、ごきげんはいかがですか?

ちびくろです。

 

 

今回は、若い世代を中心に圧倒的な人気を誇るSNSアプリ、

「インスタグラム」について書いていこうと思います。

 

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突然ですが、皆さんはインスタを使っていますか?

ぼくの周り、特に大学生は使っている人が大半です。

 

使っていない方に、ひとことでインスタを説明するとしたら、ぼくはこう答えます。

 

 

 

 

「圧倒的キラキラアプリ」

 

 

そうなんです、インスタはとにかくキラキラしているんです。

ひたすらにキラキラ。他を寄せ付けぬキラキラ。キングオブキラキラ。

モグラが見ると、おそらく失明します。

 

 

 

そんなキラキラアプリ、インスタグラムですが、

使い始めた当時、ぼくはあまり肯定的な意見は持っていませんでした。

むしろ、否定的、冷笑的にインスタを冷めた目で見ていました。

 

 

その頃の、スーパーごりごりひねくれ男(今は違うよ♡)がインスタについて

感じたこと、考えたことを少し紹介したいと思います。

インスタユーザーをバカにしているわけでは全くないので、ご了承ください。

 

 

 

 

「ん、これストーリー載せる必要ある?」

 

「チケット二枚写してほのめかすやつ何なん」

 

「いや、文章と関係ない自撮り載せんな(笑)」

 

「画面越しの花火って誰が見るん」

 

「はたしてぼくは本当に”親しい友達”なのだろうか」

 

「食べてるとこを逆再生で撮るやつやめろやまじで」

 

「どの何を見てもらいたいねん」

 

「実物と違くない?」        etc...

 

 

 

 

他にもたくさんありますが、多すぎて収集がつかないので

一旦打ち切りです。

 

 

 

 

…クソ野郎ですね、昔のぼくは。昔のね。

 

 

 

ですが。

 

 

 

このような感想を持ったことがある人は少なくないのでは?

 

 

 

そう考えたぼくは、このひねくれ問題を解決するべく立ち上がりました。

 

 

 

これ程までに素晴らしい、キラキラおしゃれアプリに対して、

なぜこんなにひねくれた考えを持っていたのか。

その理由を深堀りしてみました。

 

そして、ついに原因を突き止めることができました。

 

 

その正体は「嫉妬」「違和感」という

二つの感情でした。

 

 

 

自分と比べて、充実した生活を送っている友人に対しての「嫉妬」

充実した生活をわざわざ他人に見せつけることに対しての「違和感」

 

 

この二つの感情が混ざり合って、このように当時のひねくれた考えを持ったのだと思う。

 

 

 

 

 

だがしかし、原因を突き止めたぼくは、この二つの感情から自分を解放することに

成功しました。

 

 

どのようにして、負の思考を取り払ったのか。

それは、思考を張り巡らせた結果、ある考え方を手にいれたからです。

もし先ほどの数々の暴言に共感してくれた同志は、目ん玉をひんむいて読んでほしい。

 

 

 

 

結論から言うと、

「人生はジグゾーパズル」という考えに至ったからだ。

 

 

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は?意味わかんねーよ黙れやカス。と思われた方、

今から説明するので怒らないでください。

 

 

 

ジグゾーパズルは、ピースをうまく当てはめて一つの作品を完成させるゲームの一種です。小さい頃、家族や友人と遊んで方も多いのではないでしょうか?

 

 

一人でやるのもよし、みんなで協力してやるのもよし。

ある程度できてきた部分もあるけど、まだまだ欠けているところもある。

モノによってピースの種類や数、絵柄は異なり、完成してできる絵は違う。

 

 

ここで、ぼくは気づきました。

 

パズルって、人生と共通していることがすごく多いんじゃないか?

 

と。

 

そして、人生をパズルに例えれば、今までもやもやして

上手く言語化できなかったことを、言葉に表せられるのではないか。

 

そう思ったぼくは、人生とパズルを紐づけて思考を繰り返しました。

 

 

 

 

 

ここで、ようやくインスタの登場です。

 

 

ぼくが思うに、インスタは人生の一部を切り取る役割を持っています。

そして、どこを切り取るかはすべて自分次第です。

 

 

完成された部分を切り取ってもいいし、

穴だらけの部分を切り取ってもいい。

 

 

しかし、この時に注意しなければいけないことがあります。

切り取った部分が全てではないということです。

 

ただ視点を変えているだけなので、どの部分を切り取っても

画面に映っていない部分は必ずあります。

 

 

なので、流れてくる情報が全てとは思ってはいけません。

その裏には、つまらないバイトで頑張ってお金を稼いでいたり、

将来について悩んでいる場面があります。

 

 

なので、嫉妬をする必要は全くありません。

みんな、あなたと同じようにもがき苦しんでいるのです。

 

 

 

 

 

 

それでは、なぜわざわざ充実した姿を載せるのか。

そこには”承認欲求”が関係していると考えます。

 

 

「見えないところで頑張っている、悩んでいる僕/私が楽しんでいる姿をみんなに見てほしい。」

「僕/私はこんなこともやっているんだよ、どう?」

 

 

完成したパズルの一部を切り取ることで、欠けた部分を隠し、

褒められたい、認めてもらいたい気持ちを、満たすのです。

 

承認欲求は、人を揶揄したりマイナスなイメージで使われることが多いのですが、

ぼくは非常に肯定的にとらえています。

 

 

こんなことを書くのは恥ずかしいですが、ぼくがこうしてブログを書いている根底には、承認欲求が存在しています。

 

いいじゃないですか、承認欲求。ビバ承認欲求。

ただし、過度な承認欲求にはご注意を。

 

 

 

これで、なぜわざわざ自分が充実した姿を載せるのか、という

違和感を解消することができました。

 

 

 

 

こうして、、インスタに対してひねくれた考えをもつ原因になっていた二つの感情

「嫉妬」と「違和感」についての疑問を解消することができました。

 

 

 

この考えを頭に入れて、いま一度インスタを開いてみてください。

 

どうでしょうか。違った感情が湧き上がってくるのではないでしょうか。

 

 

 

 

みんな、相談することができない悩みや苦しみを抱えています。

あなただけではありません。みんな一緒です。

 

 

だから、インスタを怖がる必要はありません。

他人を羨ましがる必要もありません。

 

 

そして、気兼ねせず自分のキラキラ部分をバンバン載せましょう。

そうすることであなたの悩みが少しでも和らぐのであれば、やりまくりましょう。

他人の目を怖がる必要はありません。自分の心を守るために、遠慮はいりません。

 

 

 

 

 

インスタは、あなたの味方です。

楽しんで、使いまくりましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、インスタに昨日のスキーの写真でものせようかなぁ。